香川県を通って高知県でお泊り

お昼は香川県で

瀬戸大橋を渡り、まずは香川県丸亀市にある「中津万象園」を訪れました。こちらは丸亀藩の京極高豊により築庭されたもので、京極家先祖の地である近江の琵琶湖を形どった八景池を中心に歩く回遊式の大庭園です。

樹齢約650年と言われる一本の松が、直径15mもの傘のように枝を広げた姿は圧巻です。石碑に刻まれているとおり、日本の名松100選に指定されています。

竹林の中に、稲荷社へと続く鳥居の回廊がありました。

湖畔ではカモがお出迎え。のんびりしてるな。

湖上には八つの島が点在し、島と島をつなぐ橋を渡りながら庭園内を散策しました。

高知市内に到着です

本日の宿泊場所は、高知市内で明治7年より続く老舗旅館の「城西館」です。夕食まで時間があるので、旅館の裏手にある「龍馬の生まれたまち記念館」を見学してきました。

有名な桂浜には巨大な坂本龍馬像や立派な記念館がありますが、こちらはこぢんまりとした2階建ての民家のような規模で、龍馬が生まれ育った家族や身分格差など、主に少年時代について学ぶことができます。

旅館でカツオの藁焼きパフォーマンスを見ながら高知名物の食材をふんだんに使った夕食をいただいた後、高知城の夜景散策に出かけました。

追手門からライトアップされた天守閣が見えてきました。

イベントの際にはプロジェクションマッピングなどもされるそうですが、今夜は控えめに、でもとても幻想的な雰囲気で威風堂々とした姿を見せてくれています。

高知城は、江戸時代から残る「現存天守十二城」という非常に貴重なお城の一つだそうです。しかも、本丸御殿が天守閣に接続する形式を残すのはこの高知城だけらしく、その意味でも大変貴重なお城の一つなんですね。

「ひろめ市場」も歩いてみました。ここは施設内に名物料理やお土産店などたくさんのお店が並び、それぞれのお店で注文した料理やお酒をまるでフードコートのようなスタイルで楽しむ場所で、テーブルはほぼ満席でものすごい活気でした。ちなみに写真は隣の「黒潮ひろば」のものです。

次の日の朝

朝食前の散歩に出かけました。きれいな高知城を撮りたかったのですが、残念ながら天気には恵まれず雨が降る前の曇り空です。

ネコもまだ眠そうでした。

高知城を築城した「山内一豊」の騎馬像もありました。かの関ヶ原の戦いで功績をあげ、徳川家康公から土佐一国を拝領した、土佐藩の初代藩主だそうです。「功名が辻」の主人公としても有名ですね。

高知名物の「日曜市」の準備中です。高知城の追手門から東に向かって伸びる1キロほどの道路をホコ天にして、こんな屋台の露店が隙間なく並んで、包丁などの刃物、芋けんぴ、植木屋など様々なお店が立ち並びます。今ごろ青空が見えてきました。

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